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  • 執筆者の写真会議 できること

【ジェンダー】Youth Gender Studies(学生団体)


『知っておきたい!あなたにもできること』第三弾!

3月のテーマは「ジェンダー」!


ということで、今回の特集は「ありのままの自分らしく輝ける社会」をモットーに活動している学生団体さん。

Youth Gender Studiesさんのメンバー、Lilyさん&Sarasaさんに取材しました!


Instagramでは載せきれなかったインタビュー内容をこちらにまとめました。

ぜひできること会議のInstagramの投稿と併せてご覧ください!


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【団体プロフィール】

Youth Gender Studiesさん(2020年10月~)

北海道~富山・京都などの全国各地に住む17~22歳の7名(※2021年2月28日時点)で構成されている学生団体。

Instagram account: @youth_genderstudies

【メンバープロフィール】

Lily さん(19・2021年2月28日時点)

Sarasa さん(22・2021年2月28日時点)

【主な活動】

①Instagramでの情報発信

②オンラインイベントでのディスカッションプレイスの提供

③Instagram Live でのコラボ企画

【Lily さん&Sarasa さん から みなさんへ:「あなたにもできること」】

Lily さん:言葉選び。発する言葉の中に、無意識に抱いているステレオタイプが含まれている気がするので!

Sarasa さん:私も言葉選びに気を付けています。自分の「当たり前」は誰かの「当たり前」ではないと思っています。

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【活動を始めたきっかけ』


★Lily さん

『私はお母さんや、おばあちゃんも仕事をしている家庭で育ちました。


「女の人も働くのが当たり前」、また「育児は家族のみんなで行うのが当たり前」という価値観が、家庭環境の下で自然と形成されていました。


しかし、周りを見ると「当たり前」は「当たり前」ではありませんでした。周りの友人は専業主婦の家庭で育っている人が多くいました。


もちろん、自分の意思で専業主婦になった人もいることは確かです。

ですが、もしかしたら固定概念によって生きる選択肢が狭まっているのではないか?もし自分の世代が親になった時に、今のままの狭まった選択肢のままだったら...。


ジェンダー問題に対して、若い世代が変わって行動を起こさなければならないと感じました。ですが、ジェンダーというセンシティブな問題に対して、ひとりで声を挙げることは難しいとも感じました...。


そこで同じような思いを抱く仲間を募って、行動を起こせば、より良い未来を築くことができるのではないかと思い、Youth Gender Studiesという団体を設立し、ジェンダーに対してのアクションを始めました』



★Sarasa さん

『もともとジェンダーについて考えたことが全くありませんでした。

関心を持ったのは、高校生の時。周囲に性的マイノリティの方がいたからです。その生きづらさを目の当たりにして、「どうにかしたい!」と思いました。

また高校の先輩が女性というだけで就きたい職業に就けなかった話を聞き、何か行動をしたいと思い、ジェンダー問題に対しての勉強を始めました』



【団体目標】

ステレオタイプにとらわれず、自分のやりたいことを選択できる社会。

全員がありのまま輝ける社会。

そんな社会の実現を目指し、活動をしているYouth Gender Studiesさん。


若い世代をジェンダーバイアスが無い世代にしたいとのことです!



【向日葵のロゴについて】

Youth Gender Studiesさんのロゴは、向日葵の花言葉に由来しています。

向日葵の花言葉は、「あなただけを見つめる」。

活動のモットーとして、「ありのままの自分が輝ける社会の実現」が掲げられています。

「自分が何をしたいのか」、「自分がやりたいことが他にあるのではないか」など、常に自分を見つめる事ができる社会。自分らしさを忘れないで生きていける社会。

向日葵のロゴには、よりみんなが生きやすい環境への願いが込められています。



【Youth世代への一言】

Lily さん:

『ジェンダー問題はセンシティブな触れにくい問題だと思われがちですが、

世の中のひとり一人が深くかかわっている問題です。


是非、周りの人たちと気軽に話してほしいです。


その際に決して、「誰かが悪い」というような対立を生むのではなく、

「自分たちは何ができるか」という一人一人の心がけを大切にしてほしいです。


この問題を「自分事として捉える」ことで、未来が明るいものになると思います』


Sarasa さん:

『「ジェンダーに関わる人達=気が強い」という偏見がある気がします。

ですが、誰もが当事者。ジェンダーはどんな人にも関係している問題です。


例えば、女性で「やりたい仕事がある+お母さんにもなりたい」という考えを持つ事について、「両立は難しい」の一言で終わらせないことが大切です。両立できる可能性を下の代に伝えたり、上の代に対して声を上げたりすることによって、共により良い方向へと模索することができます。


 「他人事ではなく、自分事として考える」ことは個人単位でも、団体単位でも大切だと、考えます』


【今後について】

今後は次の世代を担う子どもたちのジェンダー教育へのアプローチ(フリーペーパーの配付、啓発ポスターの掲示、子どもに関わる教育関係者に対する講演会 etc.)にコミットしていきたいそうです。また、ジェンダーの当事者、ありのまま生きる人などの声を動画にして1本の作品にしたいという思いもあるとのこと。日本全国各地にメンバーがいることを活用し、どんどん発信していきたい!という熱い胸の内を明かしてくれました。これからも、Youth Gender Studiesさんの活動から目が離せませんね★



【編集後記】

こんにちは!PR担当の大学一年のMariaです。Youth Gender Studiesさんのお話を聞いて、「自分事として捉える」という考えが印象的でした。この考え方はジェンダーのみならず、あらゆる社会問題と向き合う上で重要な心構えだと感じました。全ての人々が「ありのままの自分が輝ける社会の実現」のためには、社会問題を不可視化せずに向き合うこと。またYouth世代の私たちが動かなければならない必然性、「誰が悪い」と対立するのではなく、未来に「できること」を考える重要性。取材してみて、ジェンダーを含めた全ての社会問題との向き合い方を学ぶことができました。


編集: Maria





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