【ジェンダー】ジェンダーイコール(特定非営利活動法人)
- 会議 できること
- 2021年9月24日
- 読了時間: 7分
『知っておきたい!あなたにもできること』!
今回は夏スペシャル!
ということで、今回の特集は夏休みに開催した中高生向けのオンラインイベント
『SDGsを学ぶ3日間〜中高生の私たちができること〜』に登壇してくださった特定非営利活動法人ジェンダーイコールさまにインタビューしました。
ジェンダーイコールさんの高校生メンバー、加藤さん、久保田さん、関崎さん、田中さんに取材しました!
Instagramでは載せきれなかったインタビュー内容をこちらにまとめました。
ぜひできること会議のInstagramの投稿と併せてご覧ください!
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【団体プロフィール】
特定非営利活動法人 ジェンダーイコールさん
ジェンダーギャップゼロを目指し、誰もが自分らしくチャレンジができる多様性を尊重した社会づくりを目的として活動しているNPO法人です。約30名(うち半数が学生)が所属し、ジェンダーリテラシー啓発事業やSDGs企業研修など、幅広く事業を展開している団体。
Instagram account: @genderequalcom
https://gender-equal.com/
【メンバープロフィール】
(1)加藤ここなさん(高3)
乳幼児期のジェンダーに関心があり、発信活動を行っている。
(2)久保田まもりさん(高2)
痴漢などの性暴力についての発信を中心に活動中。
(3)関崎みくさん(高3)
学校とジェンダーバイアスに興味、特に義務教育の点における研究を行っている。
(4)田中まきさん(高3)
化粧やメイクに関するジェンダーバイアスに興味があり、活動中。
【ジェンダーイコールの活動内容】
「ジェンダーギャップをなくし、多様性を尊重できる世界」
「誰もが自分らしくチャレンジできる社会」を目標に、
イベントの開催や、パンフレットの作成、発信活動をしている
テレビでの発信活動や、講演会にゲストとして出演するなど多岐に渡り、活動している。
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・【活動を始めたきっかけ】
加藤さん
『高1でジェンダーイコールのイベントに参加、そこで、ジェンダーというものを初めて知りました。過去のことを思い返すと、中学生の時の生徒会の体験や、保育園のボランティアでの経験を通し、発信活動を開始しました』
久保田さん
『中2の時に友人たちが受けた性被害、学校側からの「痴漢に遭わないためにスカートを短くするな」「加害者をそういう気持ちにさせるな」との指導から、違和感を抱き、フェミニズムに関心を持ちました。
その当時のもやもやが社会問題だと知って、gender=に参加し、プロジェクトを行っています。プロジェクトでは、女らしさ、女子力ってなんだろう?という疑問を投げかけるポスターを配布したり、痴漢のパトロールの参加や主催をしたりしております』
関崎さん
『学校でジェンダーレス制服が起用され、ネクタイを着用していたら先生に「なんで女子がネクタイをつけているのか」と指摘されました。その当時は、ジェンダーに対する興味や関心はなかったのですが、「なぜそんなことを言われなければならないのか」との思いを抱き、興味を持ちはじめました。
その後も、ダンス部に入部希望の男子生徒が入部拒否されたことなどに対して疑問を抱き、ジェンダーイコールに、ジェンダー問題に対する意見を求めたところ、団体の考えに同感し入りました』
田中さん
『アルバイト先での発言、化粧が強制される場面があると知ってから、調べると、「化粧=女の身だしなみ」など、ジェンダーとの関わりを知りました。学ぶ機会、知る機会や発信する場所がなかったので、gender=に入りました』
【団体としての活動のきっかけ】
『ジェンダーイコールの発足メンバーは同じ保育園のママ友でした。保護者会なのに母親だけが集まっている現状などに疑問を持ったメンバーが活動を開始しました』
【活動を通しての目標】
加藤さん
『ジェンダーの取り組みがあまり踏み入れられていない、幼少期の成育環境を改善し、誰もが挑戦しやすい社会を作ることです』
久保田さん
『若者世代がジェンダー問題や社会問題に対して当事者意識を持つことです』
関崎さん
『性別で可能性を制限される世の中を変えて、全ての子供たちの可能性が尊重される社会の実現です』
田中さん
『化粧が「男の人はだめ、女の人のだけのもの」「女の人の職場などでの化粧の強制」などをなくすことです。化粧が、1人1人やりたい人が自分を活かすためのツールとして広まる、やりたい人がやる。今の固定観念を取り除く方法を模索しながら、将来的には、誰もが化粧を楽しめるような社会にしたいです』
【今後したいこと】
加藤さん
「団体としては、イベントを高校生メンバー4人や、他の学生と協力して開催したいです。個人としては、保育環境の改善を目標、ジェンダーフリーの生育環境やおもちゃを広めていきたいです」
久保田さん
『団体としては、高校生主催のイベントを定期的に開催したいです。
個人レベルでは、小中高生向けにジェンダー問題の啓蒙と痴漢などの性暴力をなくすために活動したいです』
関崎さん
『自分でアンケートを取った際に、ジェンダー問題を自分ごとにできてないことが問題だと感じました。講演会活動を積極的に行っていきたいです』
田中さん
『将来的に性別関係なく、化粧ができる社会にしたいです。ジェンダーレスコスメブランドを作ることが個人の目標です。また、幼少期の周囲の環境によってジェンダーバイアスが生まれてしまっていると思います。メイクも幼少期から化粧しているのが女性だけ、という所からジェンダーバイアスが生まれてくるので。幼稚園や小学生から、男女関係なく化粧を教えられる場を作っていきたいです』
【ジェンダー問題に対して自分に「できること」】
加藤さん
『とにかく発信することです。高校で発信する機会があり、その発表を通して初めて知ってもらうこともありました。大学生になったら専門的に学び、発信していきたいです』
久保田さん
『高校生という立場を活かして、同世代にジェンダー問題をSNSを駆使して分かりやすく発信していきたいです』
関崎さん
『中学での講演の際「同世代からの話だから、より大事だと感じることができた」と中学生から言われたことからも、若いうちに発信することが大事だと感じました』
田中さん
『自分が知っていることなどをSNSなどを通して身の回りの人などに発信していくことです。現在もジェンダーイコールのInstagramなどで発信しています。
ジェンダーの問題について知ってから、身の回りがジェンダーバイアスで溢れていると気付きました。まずは、ジェンダー問題について若者世代に知ってもらうことが大事だと思います』
【同世代に向けてのメッセージ】
加藤さん
『ジェンダーバイアスによって自分の視野が狭まってしまっていることを知って欲しいです』
久保田さん
『「個人的なことは政治的なことである」という1970年代のアメリカの運動のスローガンがあります。この言葉を同世代の方々に知ってほしいです。
日常生活で感じる言語化できないもやもやを大切にして欲しいです。そのもやもやは政治的なものかもしれないという意識を持つことで、社会問題に対しても当事者意識を持つことにつながるかもしれないので。』
関崎さん
『ジェンダー問題の解決に重要なことは一人一人が当事者という自覚を持つことです』
田中さん
『何か、アクションや言葉を発する前に、その物事が性別によって境界線を引いていないかを一度確認して欲しいです』
【編集後記】
こんにちは!PR担当の大学2年のMariaです。ジェンダーイコールさんのお話を聞いて、高校生メンバーの方々の熱量と行動力に圧巻されました。それぞれのメンバーが自分の興味分野をもっており、実際に様々な活動に参画している姿に感心しました。経験した違和感や抱いた疑問を「まぁいっか」で終わらせずに、「どうしてこのようなことが起きたのか」、そして「この問題を解決させるにはどうするべきか」と考える力、更に実際に行動に移す力。また、高校生メンバー全員が「発信すること」の重要性を訴えていたのも印象的でした。高校生という立場だからこそ、同世代へ及ぼすことのできる影響力や、若い世代に普及しているSNSを活用することなど、高校生ならではの「できること」を実践していました。とても良い刺激を受けました。これからの活動も楽しみにしております!
編集: Maria
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