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  • 執筆者の写真会議 できること

運営メンバー インタビュー

更新日:2022年3月22日

PA(プロジェクトアシスタント) / Kokoro



2021年3月にできること会議に加入し、PAとしてイベントの企画・運営に携わるこころん。できること会議で学んだスキルを活かした幅広い活動の詳細や今後挑戦したいことについてお聞きしました!




 

チェコで感じた日本への違和感。

 忘れないうちに「今、できること」。


ーできること会議に入ったきっかけを教えてください。

高校生になるまで社会問題にはあまり興味がなかったんですけど、チェコに留学した時にジェンダーや環境などに対する日本人の問題意識の低さを強く感じました。新型コロナの影響で日本に帰国した際に、更に社会問題に対する関心の低さを実感したので、「今の違和感を忘れないうちに何かしたいな」と思いました。加えて、コロナ禍による外出自粛の影響で強い無力感を感じて、オンラインイベントを色々探し始めました。その時に偶然できること会議のInstagramを見つけて「10代のみんなと考える性の多様性」というイベントに参加しました。その時にできること会議には既に入りたかったのですが、まだメンバーを募集していませんでした。数ヶ月後、私の学校はキリスト教の学校なので、色々と凄い活動をされている神父さまのお話を聞く機会がありました。私の学校は寄付活動やチャリティー活動など結構盛んでしたが「それじゃあ足りない」と神父さまにバッサリ言われて衝撃を受けていた時に、ちょうどできること会議がメンバーの募集を始めたので応募しました。


ーチェコ留学中に社会問題に対する日本人の関心の低さを実感したということですが、例えばどんなところでそれを実感しましたか?

 チェコの友達にLGBTQの子がいて、彼女たちはそれをすごくオープンにしていて、自分のこととして誇りに思っていました。私は日本だとまだ隠さなきゃいけないような風潮があるように感じます。また、チェコは社会主義の影響で共働きが多いんです。だから女性も男性も対等に働けている環境があったりとか。あとは、ベジタリアンやヴィーガンに対するメニューの豊富さや、個人で営業されているお店だと自分が食べたい食材を渡せば好きな料理を作ってくれたりできたので、そういったところでチェコと日本の意識の差を実感しました。




できること会議で身に付けたスキルを自主活動へ。


ーできること会議以外での活動について教えてください。

もうすぐ高校を卒業するので、引退したものが多くて。まず、部活はESSで英語劇をやっていました。あと校内で自主活動団体を立ち上げてジェンダーに関するイベントを開催したり、図書委員会で色んなイベントを企画することが多かったですね。あとは子ども食堂や里山保全のボランティアにも結構行っていました。


ー校内の自主活動について詳しくお聞きしてもいいですか?

 高3の4月から友達と二人で自主活動団体みたいなものを校内で立ち上げて、イベントを2、3回行いました。最初は「LGBTQって何だろう?」みたいな、すごく初歩的なところからイベントを始めたら、思った以上にたくさんの方が来てくれました。ちょっと興味があったという方もいれば、一人で色々調べていたけど発信する場所がなかったという方もいたので、そういった方々と繋がれたことはすごく大きかったです。ゆるく、楽しくやっていました。


ーできること会議に入って学んだことは生かされてますか?

 議事録の取り方や人前での話し方など、できること会議の皆さんのファシリを見て身に付けた部分がすごく役立っています。

 他にもできること会議ではすごく色んなことを学びました。まずはPCスキルやオンライン慣れしたのがすごく大きいです。Googleドライブの整理の仕方やZOOMの使い方など、そういう一つ一つが勉強になりました。一番大きかったのは、大学生の方とこうしていっぱい話せて、ロールモデルがたくさんできたことです。凄い方がいっぱいいらっしゃるので、視野がとても広がりました。




もうすぐ大学生!

 やってみたいこと、挑戦したいこと。


ー今後挑戦したいことや将来の夢はありますか?

 抽象的だけど、バリバリ働く人になりたいです。今はメディアの翻訳に一番興味があります。受験前に時事問題対策として色々なニュースを調べていた時に、日本に入ってくる国際ニュースってすごく偏っていると思いました。だからもう少し触れられていない地域に関して、バイアスがかかってないような記事が書けたらいいなと思っています。あとは、世界の色んな国に行ってみたいです。


ーこころんはもうすぐ大学生ですが、大学に入って何かやってみたいことはありますか。

 たくさんあります。サークルに入りたいなと思っていて、一番興味があるのは「外語祭」という文化祭の実行委員とか。それとバンドを始めたいです。バンドは謎に憧れがあるんですよ(笑)あまり経験がないけど、ベースギターに憧れてます。演劇も好きで、高校で英語劇をずっとやっていたから、そういうサークルに入ってみたいなとか。それと最近バイトを始めたんですよ。短期バイトで観光地のレジャースタッフをやってるんですけど、接客業が楽しいから色んなバイトをやってみたいなとか。あとはせっかく高校で団体を立ち上げてジェンダーについて学んできたので、大学でも主にLGBTQに関する活動がしたいです。

 

インタビュー担当者:Chisato

幼い頃から広い視野を持っていたからこそ留学中に気付いた日本への違和感。その違和感やコロナ禍の無力感を行動に変えるこころんのパワーに圧倒されました。アグレッシブな活動意欲を大学でも発揮してほしいです。





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