'21 共同代表 ・ DE(デザイン) / Sawa
できること会議共同代表のSawaさん。できること会議との出会い、代表としての経験のほか、デザインやフランス留学についてなどSawaさんの人生を彩る様々なものについてお聞きしました！
ゲストから運営メンバー、代表に
ーできること会議との出会いはいつですか？
2020年の春です。コロナの影響でフランス留学から帰国していたとき、できること会議に出会いました。
高校の友達で前代表のTomokaちゃんが、海外のコロナ状況を聞く会議のときに声をかけてくれて、ゲストとして参加しました。そこで初めてオンラインイベントに参加して、自分自身留学が中断になってモヤモヤしていたけど、同じような境遇の人と気持ちを共有できて、気持ちが楽になりました。
そのとき、話すことや意見を共有できる場の大事さに気づいたし、前代表2人は自分も大変なはずなのにすごいな、かっこいいなと思って、何かあったら手伝いたいなと思うようになりました。そして、メンバー募集が出たとき、デザインとして応募して運営メンバーになりました。
ーできること会議に入って良かったことや学んだことはありますか？
一言では言い表せない（笑）
一番大きなことは、誰かの役に立てたと思える瞬間を味わえたことです。今まで学生団体などで誰かをサポートする経験がなかったので、モヤモヤした気持ちを抱いている人や一歩踏み出せない人をサポートして実際にプロジェクトが立ち上がると、やりがいを感じました。
1つ1つのイベントについて考えるときにも、イベント内容やイベントにあったデザインを毎回必死に考えてたくさん学びました。
共同代表になってからは、代表としての立ち回り方を学びました。オンラインコミュニケーションはそれぞれが何を考えているのかわかりにくくて、とても難しかったです。今は良い意味でみんなに任せて大丈夫だと思えるけど、最初は代表だから頑張らなきゃって必死でした。途中でやめちゃう人も少しいて責任を感じたこともありましたが、それでもできること会議にいたいと思ってくれるメンバーがいることはとっても嬉しいです。
フランス中心に幅広く取り組んだ学生生活
ーできること会議以外に取り組んできたことはありますか？
留学前は、フラダンスとESS、アルバイトをしていました。他に大学の学祭で、語科ごとにイベントをやる必要があったので、その準備も頑張りました。あと、先生にフランスから来ている留学生を紹介してもらって、言語交換をしていました。その後、フランス留学へ。
ーsawaさんといえばフランス！sawaさんは、どうしてフランス語を勉強しようと思ったのですか？そしてどうやってフランス語を習得したのですか？
実はそんなに大きな理由はなくて（笑）小さい時から英会話教室に通っていたことや、高校生のとき初めて海外に行って楽しい経験ができたことが影響して、留学に行きやすい外大を選びました。その後、語科を選ぶ過程で、外大に行ったら英語は学べるから、他の言語の方が楽しそうだなと思って、フランスに行ってみたかったし、フランスのファッションや芸術が好きだったので、フランス語にしました。勉強については、ほぼ授業です。1・2年生の授業はとっても大変だったけど、それを乗り越えたら日常会話はできるようになります。でもやっぱり一番の勉強法はフランス語を日常的に使う人と話すことでした。これから語学学ぶ人は頑張ってください（笑）
留学先ではアートの授業をとって、勉強もとても充実していたし、色んな地域に出かけて異なる街並みを眺めたことは、大切な思い出です。勉強も大事だけど、留学する人にはぜひ色んな地域に出かけてほしいです！
帰国後は、フランス語の勉強や就活をして、今は内定先でインターンをしています。実は内定先も広告関係の会社でデザインに関わっていく予定なんです！
ーこれまでたくさんの素敵なデザインを作成してきたsawaさん。素敵なデザインを作るための秘訣はありますか？
デザインは私もまだまだ勉強中だけど、美術館に行ってアートに触れたり、いつもより意識して街中にある広告等を見てみたら勉強になると思います。私はよく本屋さんで、世界中のおしゃれなカフェの写真を集めた雑誌や、フランスにある面白い看板を集めた写真集を見るけど、そういうデザイン性溢れるものに触れていたら、自分にたまってきそうな感じがします（笑）そして、インプット・アウトプットを繰り返すことが大事だと思います！
できること会議のデザインは、できること会議らしさを大事にしながら、色んな人が見るからなるべくニュートラルでわかりやすく見やすいものを意識しています。
みんなのやりたいことを叶えてほしい
ーできること会議での活動もあとわずか！今後どのような活動をしたいですか？
今までの期間で、自分がやりたかったテーマのイベントはできました。だから今後は、みんなのやりたいことを叶えられるようにしてほしいです。あとは、コロナ禍で立ち上がった団体ってとても多いと思うんだけど、その団体同士の交流もできたら良かったな。これは卒業までには難しいから、後輩に託すかも（笑）
あとは、デザイン。あと何回担当できるかわからないけど頑張りたいです。
ーできること会議卒業後、やりたいことはありますか？
たくさんあります！
会社に入って働くことはもちろんだけど、個人的にやっていることも続けたいです。フランスの文化を発信することとか、趣味のイラストとか。少し前からインスタグラムのアカウントを立ち上げてデザインして投稿しているので、続けていきたいです。イラストは、webデザインとかでいつか使えたら良いなと思って続けています。
将来的には、デザインスキルをもっと高めて、特に環境問題や社会問題などに特化していて、心からお手伝いしたいと思える企業や個人さんにクリエイティブな面で協力させていただきたいです。
他に、バイヤーの仕事にも憧れていて。私はヴィンテージのものや雑貨がすごく好きだから、自分がフランスで出会ったものでまだ日本で知られていないものを、日本で売ることができたら楽しそうだなと思っています。やっぱりフランスが好きだし、せっかく大学でフランスに関わったから、その経験を大事にしたいな。まだまだコロナもあるし、もっと先のことかもしれないけど、いつかやりたいです！
インタビュー担当者：Rika